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● 鈴木大介ギターエッセイ パート49(2004年9月10日号)

8月松本サイトウキネンから引き(弾き?)続き9月の超過密スケジュールもハイテンションでこなしている大介さんです。CD「北の帆船」も好評なセールスでますます元気!メディア・カームでご予約して頂いた方にはサインをさせて頂いておりますが、特別にサインして頂いたCDも取り扱っています。お早めにどうぞ!


こんにちは。
松本ですごいメイクでオペラ「ヴォツェック」にでている鈴木大介です。もう最近それしか話題がないくらいメイクが濃いです。塗るのに30分、落とすのに1時間、みたいな感じで、みんなの良いおもちゃになっております。時々、瞬間的にラジオなどの仕事で東京に帰っていますが、それ以外はずーっと松本です。

だから、というわけでもないのですがメディア・カームで「ギター・エラボレーション」の9月18日分のチケットをご予約いただいた方、発送が遅れていて申し訳ありません。

そして、いつも来てくださっている方も、けっこうご案内が遅くなってしまっています。

たいへん申し訳ございません。

 

松本では、10日から始まるクロード・ボリングさんのコンサート、11日、12日の渡辺玲子さんとのコンサート、それから18日のソロ・リサイタルと、3種類のプログラムを準備しているので、けっこう合宿みたいなのりです。気候が穏やかなので、練習にはもってこいですね。ずいぶん長くいたので、おいしいお店もけっこう開拓できました。

 

ボリングさんの曲を弾くのは初めてなのですが、テイストがジャズというか、クラシックというか、非常に面白い無重力なところにある作品です。演奏するのは今回ボリングさんを日本に招いた、工藤重典さんの師であるジャン・ピエール・ランパルが初演した作品で、「ピクニック・スィート」といいます。それから、ランパルとデュオを組んでいたギタリストのアレクサンドル・ラゴヤが初演した「ギターとジャズ・ピアノ・トリオのためのコンチェルト」からも2曲演奏します。いわゆるクロス・オーウ゛ァーものの草分けなのですが、その後、音楽の世界ではいろいろな試行錯誤が繰り返され、ぐるっと一周した感じもありますので、今、ボリングさんの作品を演奏することはほんとうに有意義だと思います。ボリングさん自身も、円熟の時を迎えて、新しい解釈で作品に望んでいるそうなので、演奏会はとてもエキサイティングになるのではないでしょうか。

 

HAKUJUホールのプログラムも準備が着々と進行中です。今回は前回の3倍くらい音が多いです。長さはそれほどでもないはずなんですけどね。。(??;)音は多いのですがハーモニーに独特の美しさがある曲ばかりなので、不思議なプログラムです。きれいなメロディーの曲もありますし、激しいエモーショナルな作品もあります。重さも軽さも備えたレンジの広い作品群なのですが、終わってみるとなぜか一番強く印象に残るのは、音響の美しさとロマンティシズム、という、ギターの幻惑的な響きの世界をご堪能ください。

 

かっこ良く締まらないのがこのエッセイの常ではありますが、「ヴォツェック」の写真です。。。。。怖いでしょ。。

うっ!こっこわい・・でっ!でもかわいいかも・・・ホントにこれでギター弾いたのかしら・・・

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