【書籍】フェルナンド・ソル ギター教則本 全訳

 

 内容:ソルの奏法と当時のギター(原 善伸)/ソル ギター教則本 全訳(序、第1~4部)

 

フェルナンド・ソル(1778-1839、スペイン)は幼少期からモンセラート修道院で音楽を学び、作曲の才能を発揮してオペラ、バレエ、オーケストラ曲、室内楽、声楽曲などを作曲しました。とりわけソルはギターに対する愛着が強く、多くの素晴らしい作品を遺しました。

ソルのギター教則本は、ギターの演奏法習得を目的として書かれた一般的な教則本とは異なり、ソルの音楽観の提示に重点を置いています。19世紀初頭のギターは楽器も演奏法も、現代とは少なからず異なりますが、ソルの音楽はそれらの違いを超えた高みにあります。指先の練習だけでは到達しがたいその高みに至るために、この教則本は良きガイドとなることでしょう。

 

※本書は2009年4月現代ギター臨時増刊号「ソル / 練習曲と教則本全訳」の改訂単行本です。

¥1,650

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